近年、共働き世帯の増加から、子どもの食にまつわる問題は多様化しています。5月にトレンド総研から発表された「子どもの食育に関する意識・実態レポート調査」によると、10年前と比べ偏食の児童が増えており、学校給食で食べ残しが多い献立1位は「野菜メニュー」ということがわかりました。こうした中、現在注目を集めているのが、子どもを野菜好きにするためのトレーニング =『べジトレ』です。
HAPIKUの栄養相談室へも、「とにかく偏食で困る」「白ごはんしか食べてくれない」「トマトやピーマンを食べない」など、お子さんの食に悩むお母さん方からの切実な相談が多く寄せられています。そこでHAPIKUでは、子どもの食育事情に詳しい、栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生協力のもと、『べジトレ』をテーマに連載を組むことにしました。
1回目の今回は、浜田先生に子どもの野菜嫌いの原因と対策についてお話ししていただきました。