それから約2週間後。葉っぱと同じ色で分かりにくかった実が、だんだんと色づきはじめました。毎日お水をあげただけなのですが、ちゃんと成長してくれていたようです。
「ほら、見て!トマトってみどり色からだんだん赤くなってくるんだね!」
観察しながら気づいたことを話します。
大葉にいたっては、使い道に困るぐらいどんどん葉っぱが増え、大きくなります。
それから2日後ぐらいだったでしょうか。
朝、保育園に行く前に長女が
「ママ見て!トマトがもうまっ赤になってる!!これ、もう食べてもいいね!」
そう話したと思って、ちょっとしてから見てみると、もう赤いトマトの姿がありません。
「あれ?トマトは?」
「もう食べたよっ♪」
・・早い。笑
見たかったな~食べるところ。
でも、野菜をこちらから勧めなくても自分から食べてくれるって、なんだか嬉しいものです。
トマトはどちらかというと乾燥に強く、過湿に弱いみたいです。たまにお水をやれない日があったのですが、元気に育っているのはそのせいかもしれません。
トマトの植え付け時期は一般的に4月~5月ごろといわれていますが、7月上旬くらいまでであれば間に合うみたいです。
夏野菜の代表ともいえるトマトですが、真夏の暑さには弱いようで、それまでにしっかりと根を張らせてあげることが、枯らさないコツのようです。
なかなか始めるまでに二の足を踏みがちな家庭菜園。
ですが、やっぱり得られるものは大いにありそうです。
家庭菜園をすると、野菜の旬を子どもと一緒に感じることができます。
「暑かったときにトマトを食べた」ことや、「かたつむりがいて、〇〇ちゃんはトマトに水をあげずに、かたつむりにばかり水をかけてあげていたよね」なんてことも、楽しい思い出として、記憶に残りそうです。
プランターで簡単に育てられる野菜はいくつかあるので、野菜が苦手でも、そうでなくても、一度おうちで野菜を育ててみるのもいいかもしれませんよ。