毎日の離乳食づくり、がんばれていますか?
子どもの味覚は3歳までに決まると言われ、特に離乳食を食べる約1年半は心身ともに急成長を遂げる大事な時期でもあります。
大切な時期だからこそこだわったものを用意したい。ドラッグストアやスーパーで手軽に買える離乳食は、少し味が濃くてあまり頼りたくない。大人と別メニューを毎日何食か作るモチベーション維持が厳しい。お出かけの時に食べさせられるものがない。
…という感じで、私も食べるものが限定される中で試行錯誤をしていました。
離乳食のストックをたくさん作っていたはずが気づくとなかったり、お出かけの時間が長引いて急いで帰って支度する時間がなさそうな時、スーパーに駆け込んで調達していた食材のなかで、これなら!と思ったものを薬膳的な効能とともにご紹介いたします。
焼き芋
スーパーに焼き芋コーナーってありますよね。今まで、このコーナーってニーズあるのかな??くらいに思っていたのですが(笑)、子どもの好む甘い味で、気を補って弱いところをサポートしてくれる効能を持つさつまいもが、温かい状態で売っている!というのがものすごくありがたい!
ほくほくのお芋を割って、そのまま少しずつスプーンですくってあげてもよし、皮をむいて、ビニール袋なんかに入れて袋の中でマッシュするのもいいですね。しばらく置くと水分が飛んでパサついてしまうので、そんな時は少し水にぬらしてラップをして温めなおすとしっとりします!
今では息子は焼き芋の紙袋を見るとすごい勢いで催促してきます(笑)
豆腐
初期は加熱してからになりますが、割と早い段階でそのまま食べさせられるのがお豆腐です。身体を潤す効果があり、乾燥で肌や呼吸器にトラブルが出やすいこれからの時期にもおすすめの食材です。
最近はスーパーのお豆腐コーナーはかなり充実しているので、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれませんが、私は国産の大豆でにがりは天然のもの(「天然にがり」や「粗製海水塩化マグネシウム」と書かれたもの)で、絹ごしかおぼろ豆腐を選ぶことが多いです。沖縄では出来立てほやほやの温かいお豆腐がスーパーに並ぶので、それはかなりうらやましいです!
あたたかい状態で食べさせたいときは、熱湯をかけると早く適温になって食べさせることができますよ。
温野菜サラダ
温野菜サラダには蒸したじゃがいもとかぼちゃが入っていることが多いですよね。蒸したかぶなども入っているかもしれません。
じゃがいもやかぼちゃはお腹を元気にするパワーアップ食材です。かぶはお肌や呼吸器を潤してくれるのでこれからの乾燥シーズンにおすすめです。かぶは意外と繊維があるので離乳食初期はしっかり裏ごしする必要がありますが、やわらかく蒸してあるかぶであれば細かくきざめば使うことができます。
ドレッシングが別添えのものが多いのもありがたいポイントですね。
一緒に入っている生野菜は大人が食べるとして、蒸した根菜類は離乳食に活用してみてください!