イメージが先行し購入するに至らなかったホームベーカリー。そんなやらず嫌いとも言うべき私でしたが、初めて扱うパナソニックのホームベーカリーの簡便さに、とても驚かされました。
材料を付属のレシピブックの通りに量って入れて、ボタンを押すだけ!
あれほど、自家製パン作りに何度も挑戦しては思い通りに仕上がらず、想像以上の力仕事にひぃひぃと音を上げては、やはりパン屋さんで買うのが一番だ、という思いがあったから、なおさらでした。
朝目覚めてすぐに部屋に立ち込めるパン屋さん特有の、食欲をそそる、ふわふわとした甘~い小麦の香りが、なんとも贅沢な朝を演出してくれました。
シンプルなパンに限らず、野菜、ドライフルーツ、チーズやベーコンなど、好みのトッピングを加えたアレンジが無限に楽しめます。子どもの栄養を考えた時に、おかず1品を別に用意しなくても、パンと一緒に焼き上げるだけで食べてもらえる手軽さが、子育て世帯の忙しい朝にはとても助かりました。
約20種類のパンが焼けるパナソニックのホームベーカリーですが、中でも一押しのレシピである、滑らかな口どけのパン・ド・ミは、文句なしの美味しさです。
パン作りで加える水を甘酒や果汁ジュースに置き換え、何種類ものフレーバーで作ってみました。
他にも、健康を気にする方に嬉しい全粒粉やライ麦を加えることで、血糖値の上昇を緩やかにする効果もあり、より安心してパン食を楽しむことができます。小麦粉の品種を変えることによって、膨らみや香りの違いも自分好みのものを見つけることも叶います。
私には、朝はパンを食べたいとリクエストしてくる娘がいるのですが、私に似たのか、パンの耳があまり得意ではなく、よく切って出して欲しいと言われていました。
ところが、パナソニックのホームベーカリーでは、焼き色調節機能があり、軽めに設定することで、耳まで軟らかく薄めに仕上がるので、初めて耳まで美味しいと喜んで食べてくれました。
いろんな種類のパンを作った中で、娘の一押しは、冷やごはんを加えたごはんパン(ほうれん草パウダー&ブルーベリー入り)、私の一押しは、全粒粉パン(ミックスベジタブル&ダイスチーズ)でした。
付属のレシピブックには40種類以上のアレンジレシピがあるので、それだけでも一通り作る楽しみがありますし、それを更に自分好みのテイストに変えていけるので、1年を通してパン作りが楽しめそうです。
お手伝いに興味が出てきた年齢であれば、一緒に量ったり、加える材料を選ばせることで、食べる意欲も自然と高めてあげられ、食育にも繋がるのが嬉しいポイントでした。
HAPIKUサポーター/一瀬 ゆかり
管理栄養士。医療機器メーカーの営業職を経て、サプリメントの提案やファスティング(プチ断食)施設の創設・運営に携わり、10,000人以上の赤ちゃんからご年配の方を対象に、健康アドバイスを実施しています。
出産を機に、食育への関心が高まり、都内保育所にて、オーガニックや無添加食材を取り入れた献立づくりを行っています。調理と保育の現場を同時に経験させていただき、日々、保護者や保育士からの食育の悩みや食事づくりの相談に応じ、アドバイスしています。
一児の母として、家庭での食育にも力を入れています。