子どもへの愛情をかたちに残しておく

「ママ~!」とかけ寄ってくる娘を見ながら、ふと思うことがあります。

《いつまでこんなに無条件にママを求めてくれるんだろうな~・・》

 

平日は保育園に通う娘たち。そんな娘たちを夕方迎えてから眠るまでの時間といったらせいぜい4時間~5時間。保育園で過ごす時間の方が長いです。

それでもママが好き。ママと一緒に。ママに見てほしい。

 

無邪気な笑顔を見ながら、たまらなく愛おしく感じることがあります。

でもそれは、私の心に少しゆとりができた証拠のように思います。

 

母親になって5年。はじめての育児から今までを振り返ると、常に必死だったように思います。毎日子どもと関わっていたのに、今となってはよく覚えていないことが多かったりします。

友だちの赤ちゃんを見ながら、

《こんなに可愛い時期をちゃんと覚えてないなんてもったいないことをしたな~。。》

と、思います。

 

じゃあもう一度やり直したい?・・いやいや。可愛いけど大変だったので。笑

2人ともママっこで、ゆっくり美容院にも行けなかった。外食しても食べた気にならなかった。どこに行くにも一緒で、自分が楽しむなんて二の次だった。

自分の時間を満喫しているママさんをうらやましく思い、“なんで私は・・”と悲しくなることもありました。

 

だけど少しずつ子どもが大きくなり、少しずつ手を離れていきます。

そんな今は、あのとき自分がしたいことをたくさん我慢したりしたけど、この子たちと密に過ごした毎日は、あれでよかったんだと思えます。