ここは、「むさしのくらふと」という陶芸スクールが運営する「クラフトカフェ」。
クラフトカフェと聞いて、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべますか?
クラフトとは、「手芸品、民芸品、工芸品」を指す言葉ですが、今回ご紹介するクラフトカフェは、その名の通り「モノづくり」もできちゃうカフェなんです。
お話しをお伺いしたのは、「むさしのくらふと」代表の高橋さん。ご両親が1977年にはじめた模型店「模型のむさしの」を高橋さんが引き継ぎ、2002年に陶芸スクールとしてスタートさせたのがそのはじまりだそうです。
陶芸というと敷居が高いイメージもありますが…
「子どもから大人まで年代を問わず、陶芸に気軽に触れる機会をつくりたい」
そんな高橋さんの熱い想いは、さまざまな企画を生み出すこととなります。
会員制の陶芸スクールはもちろんのこと、首都圏の幼稚園や保育園、学校や高齢者施設などへの出張陶芸教室、またキャンドル作りや季節のクラフト体験など、手作り教室の開催です。
そして高橋さんの取組みは、2012年「クラフトカフェ」をオープンするに至りました。
コンセプトは「何か楽しいことが見つかるカフェ」。
珈琲やケーキ、軽食を楽しみながら、ワークショップにも参加できます。ロクロ体験後に、お茶やデザートを楽しむ方も多いそうですよ。
「クラフトカフェを通じて、少しでも陶芸やものづくり体験に興味をもっていただきたい。」
「生活の中での手作りをぜひ楽しんでいただきたい。」
そんな高橋さんの想いが伝わってきます。
今回は、数あるワークショップの中から「絵付けだるま」のワークショップをご紹介します。
今から5年ほど前、高崎だるまを作っている工房へ出向いたのがきっかけで、だるまにとても興味を持たれたとか。
だるまは、ブライダルだるまや合格だるま、選挙だるまなど、使う用途によってオリジナルだるまが作れるところ、そして人生の節目で重宝がられるところが魅力とおっしゃる高橋さん。
その魅力を多くの方に伝えるために、絵付けにちょうど良いミニサイズのだるまを絵付け用に途中まで仕上げてもらったものを特注で用意し、誰でも気軽に楽しめるワークショップを開催することにしました。
「絵付けだるま」ワークショップ
「高崎だるま」を作っている工房より直接取り寄せた手作りのだるまを使用しています。
新春だるまを気軽に体験できるワークショップ。
願いを込めながら作ったり、かわいく色を塗ってお部屋のインテリアにも…★
予約もできますが、予約なしでも体験可能です!
体験の際は、スタッフの方へお気軽にお声がけくださいね。
そして今回は、お子さまと一緒に楽しい体験、おいしい体験ができる場所をもうひとつご紹介します。
「クラフトカフェ」でも美園いちごランドさんの「いちご」を取り寄せているそうです。