働くママ&パパをサポートする! オフィス付き保育園
「マフィス横濱元町」は、みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩2分ほどの場所にあります。お店が立ち並ぶ通りからは少し外れますが、ほぼ元町商店街の一角です。緑に囲まれたブルーの入り口が印象的でした。
さっそく、施設長の渡邉亜矢子さんにお話を聞きました。
HAPIKU:施設の特徴や、オーブンクッカーを使ってみようと思ったきっかけについて教えてください。
渡邉施設長:「マフィス」は子育て中のファミリーを助けるため、職場と保育園と自宅のトライアングルをもっと小さくできないかということを考えて、ワーキングマザーだった社長自身の経験から生まれた施設です。
保育スペースのすぐそばにオフィススペースがあり、近い距離を保ちながら仕事に集中できるのが特徴です。
給食は園内で調理しているのですが、給食の時間になったらお母様やお父様がお子さんの給食に立ち会われることもあるんですよ。「そろそろ離乳食を進めたいんです……」と相談されることもあります。また、調理室はガラス張りで、会員様と管理栄養士との距離が近いのも特徴です。
オーブンクッカーを使ってみようと思ったきっかけ
渡邉施設長:添加物は一切不使用、安心・安全な食材にこだわり、五味・旬を意識した「子どもの味覚を育てる給食」を提供するなど、給食にはかなり力を入れています。外国では危険といわれているアルミ容器などはマフィスではもともと使っていませんが、少しでも子どもにとって良いもの、安心なものなら、一度、使ってみようと思ったんです。
子どもの味覚の黄金期に食べてほしいもの
渡邉施設長:毎月のメニューには、野菜やお魚など旬のものを積極的に取り入れています。旬の野菜は苦味や風味が強いこともありますが、子どもたちにとっては味覚がいちばん敏感な時期でもあるので、この時期にさまざまな味を経験してもらいたいと思っています。味の変化に気付いたりできる敏感な味覚を保ったまま育つといわれているのが、この時期なのです。
子どもが好みそうにない春菊やモロヘイヤ、明日葉、フキノトウなど、その時々の旬の食材を取り入れています。春菊のサラダとか、大人でも苦手な人がいるかもしれませんね。
いわば味覚を育てる黄金期に、給食を通してさまざまな味覚を経験してほしいので、1回の食事に必ず苦味や酸味を感じられる食材や味付けを盛り込む工夫をしているんですよ。
渡邉施設長より大変興味深いお話を聞くことができました。
実際に、10月の献立表を見せてもらいましたが、「秋茄子の煮びたし」「紫いものポタージュ」「里芋の磯部餅」など旬の野菜がふんだんに使われており、季節感のある食をとても大切にしていらっしゃることがわかりました。
月に一度は世界メニューの日もあるとか…。10月はインド、献立にはドライカレーピラフにタンドリーチキン、サモサなどが並びます。そういえば、園内にはインドの国旗やタージ・マハルの写真まで。食育の徹底ぶりに感動しました。