子どもを野菜好きにする"ベジトレ" Vol.02 忙しいママでも実践できる!『ベジトレ』5つのポイントとお手軽メニュー 最終更新日:2024.07.30 子どもを野菜好きにするためのトレーニング=『ベジトレ』。連載企画の第1回では、子どもの食育事情に詳しい、栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子先生に子どもの野菜嫌いの原因と対策についてお話ししていただきました。 第2回となる今回は、浜田先生監修のもと、忙しいママ・パパでもできる”ベジトレ”のポイントをまとめました。手軽にできるベジトレメニューもご紹介していますので、是非参考にしてくださいね。 目次 野菜にまつわるポジティブな体験の積み重ねが 野菜嫌い克服のポイントPOINT 1:お買い物で子どもに野菜を選ばせるPOINT 2:料理のお手伝いで素材に触れさせるPOINT 3:子どもの自尊心をくすぐる声がけPOINT 4:間食や補食に野菜ジュースや野菜を使ったおやつを活用POINT 5:野菜ジュースやトマトジュースを使ったおかずで野菜味へのハードルを下げる野菜をおいしく、無理なく、少しずつ慣れさせる!ベジフルスムージーベジパンケーキポークと野菜のお手軽ベジカレーおやさいレンジリゾットおさかなと貝のベジパッツァ<『ベジトレ』監修・レシピ考案> 浜田陽子(はまだ・ようこ)/栄養士・料理研究家・食コンサルタント 野菜をおいしく、無理なく、少しずつ慣れさせる! 野菜をたくさん使おうとすると手間がかかってしまいますが、野菜ジュースを使えば手間を大幅に軽減することができます。野菜をおいしく、無理なく、少しずつ慣れされる、浜田先生考案の“ベジトレメニュー”を紹介します。 ベジフルスムージー フルーツの甘みとひんやり感で、野菜嫌いの子どもでも飲みやすいスムージーです。飲みにくい場合はフルーツを多めにして試してみてください。 ベジトレレベル:★☆☆☆☆ 調理時間:約3分(冷凍時間を除く) 《材料(2人分)》 バナナ 1本 パイナップル 60g 野菜ジュース 200ml 牛乳 200ml 砂糖 小さじ2~3 《作り方》 ①バナナとパイナップルは一口大に切って冷凍しておく。 ②ミキサーで①、野菜ジュース、牛乳を撹拌する。 ③タンブラーに②を注ぐ。 ベジパンケーキ 生地を混ぜる、フルーツを型抜きするなど、子どもでもできる工程が多いレシピです。生地にすりおろしたにんじんを入れるなどのアレンジもおすすめです。 ベジトレレベル:★★☆☆☆ 調理時間:約15分 《材料(4枚分)》 ホットケーキミックス 150g 卵 1個 野菜ジュース 150ml 溶かしバター 20g サラダ油 少々 生クリーム・果物・ミントなど 各適量 はちみつ・メープルシロップ 各適宜 《作り方》 ①ボウルにホットケーキミックス、卵、野菜ジュース、溶かしバターを入れて混ぜる。 ②フライパンにサラダ油を熱し、①の生地を流し入れて両面を焼く。 ③器に②を盛り、生クリーム、はちみつ、果物などを飾り付ける。 ※1歳未満のお子さんに食べさせるときには、はちみつは使わないようにしてください。 ポークと野菜のお手軽ベジカレー 火が通りやすい具材だけで作るので、忙しいママにもオススメなお手軽レシピです。野菜ジュースがベースなので、ハヤシライスのようなコクと甘みが出ます。 ベジトレレベル:★★★☆☆ 調理時間:約15分 《材料(2人分)》 豚バラ肉(薄切り) 150g たまねぎ 1/4個 サラダ油 少々 野菜ジュース 200ml 水 100ml カレールウ 2皿分 ゆで卵 1個 砂糖 小さじ1~2 ごはん・刻みパセリ 各適量 《作り方》 ①豚バラ肉は4cm幅に、たまねぎは薄いくし型に切る。 ②フライパンにサラダ油を熱し、たまねぎを炒め、火が通ったら豚肉を加えてさらに炒める。 ③豚肉の色があらかた変わったら、野菜ジュースと水を加えてひと煮立ちさせ、カレールウを混ぜ溶かす。 ④とろみがついたら砂糖を加えて味を調える。 ⑤器にごはんを盛って刻みパセリを散らし、④をかけ、ゆで卵を添える。 NEXT:さらにベジトレレベルがパワーアップ! < 123> シェア ポスト シェア はてぶ シェア ユーキャンの料理講座 ユーキャンの離乳食・幼児食コーディネーター講座