どうする?災害時の子どもの食事 Vol.2 ポリ袋調理を試してみました!

こんにちは!HAPIKUサポーターのユリです。
前回は常備用食品についてレポートしましたが、今回は、ポリ袋調理にチャレンジした体験レポートをお送りします。

“ポリ袋調理”という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃると思います。ポリ袋の中にすべての材料を入れて加熱する調理法で、水道が自由に使えない災害時に役立ちます。実際にやってみて、いろいろな気づきが得られました。

 

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ポリ袋調理

耐熱のポリ袋に材料を入れて袋の口をしばり、お湯が沸いた鍋に袋ごと入れて加熱する調理法です。いくつかの料理を1つの鍋で同時に作れるし、鍋の水は何度も使えるので節水になり、災害時にも助かります。

 

注意点

・高密度ポリエチレン製のポリ袋でないと溶ける場合があるので、厚さ0.025mm以上のもの、湯煎で調理可と書かれているものを使う。我が家ではアイラップを使用しました。

・鍋底の熱で穴があかないように皿を敷く。

・鍋に入れる水の量は鍋の約1/3程度にする。

・空気を抜いて、できるだけ袋の口に近い部分で結ぶ(加熱すると袋が膨張するため)

(東京ガス「防災レシピ 日々のごはんともしものごはん」より抜粋)

 

 

このポリ袋調理で、今日はケチャップライスと蒸しパンを作ってみました。

 

ぬか臭さもケチャップライスでおいしく!

材料

100cc
110cc
ケチャップ 大さじ1.5~2
ツナコーン缶 大さじ2

断水などで使える水が限られている場合は、お米は研がずにそのまま使いますが、その場合ぬか臭さが残ってしまうことがあるそうです。大人なら我慢して食べられるかもしれませんが、小さな子どもは嫌がって食べてくれないかもしれないと思い、今回は味つきのケチャップライスを作ってみることにしました。(なお、無洗米があれば、そのような心配もないので、備蓄用に無洗米を1袋買っておくのも良いでしょう)

 

作り方

作り方
1. ポリ袋に米と水を入れ、15分ほど浸けておく。

2. ケチャップ、ツナコーン缶を加えて袋の上から手でもんで全体が混ざるようにする。

 

3. 空気をしっかり抜いて、袋の口を結ぶ。

4. 鍋にお湯を沸かし、袋を入れて30分間加熱する。

5. 袋をお湯から出して、15分間蒸らす。

 

出来上がり♪

 

娘は味に敏感なほうですが、ぬか臭さは感じなかったようでよく食べていました!

ケチャップライスの具は、今回はツナコーン缶を使いましたが、鶏ささみや焼き鳥(塩味)の缶詰め、マッシュルーム缶、グリーンピース缶なども使えそうですね。

 

甘さ控えめ蒸しパン

材料

米粉 大さじ5
豆乳 大さじ4
砂糖 大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1/2
かぼちゃフレーク 大さじ1

離乳食後期くらいから食べられるように、甘さ控えめのレシピです。また、小麦粉、卵、乳アレルギーでも食べられるように、米粉と豆乳を使用しました。

 

作り方

1. ポリ袋に材料を全て入れ、袋の上から手でもむ(牛乳パックを切ったものに材料を入れてから、袋に移すと入れやすいです)

2. 空気をしっかり抜いて、袋の口を結ぶ。

3. 鍋に湯を沸かし、袋を入れて15分間加熱する。

 

出来上がり♪

 

離乳食完了期の息子もパクパク食べていました!

 

 

ポリ袋調理を初めて試したときは、分量が多すぎたり、味が薄かったり、袋に空気が入ってしまって膨張してしまったりと、うまくいかないことが何度もあったので、実際に作ってみる体験は大切だと実感しました。インターネットで検索すると色々レシピが出てくるので、お子さんの好きそうなレシピを試しに作ってみてはいかがでしょうか?

 

以上、子どもの災害時の食事について我が家で考えたことをレポートしました。

災害は起こらないのが一番です。でも備えあれば憂いなし!
いざというときに慌てないために、これからも定期的に備蓄食品の見直しをしていこうと思います。

HAPIKUサポーター/ユリ

5歳女の子と0歳男の子の育児を楽しみながら頑張っています!
料理は得意ではありませんが、できるだけ手作りしようと思い、時短で簡単にできるレシピを研究中です。また、娘が好き嫌いが多いので、苦手を克服できるメニューを探したり、一緒にクッキングを楽しんだりしています♪下の子の離乳食も楽しみながら進めていけたらと思っています!
趣味は広い公園でピクニックをすることです!オススメのおでかけスポットの記事も書いていきたいと思っています。よろしくお願いします♪

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