毎日立ち寄りたくなる、ほっとできる場所。
ぬくもりあふれる、「もう一つのおうち」。
「子ども連れでも、周りを気にせず外食したい。家にいるときと同じように、ゆったりとくつろげて、気軽に立ち寄れるお店があったら」…そんなママ・パパの願いを叶える素敵なお店があります。
首都圏を中心に11店舗の親子カフェやダイニングを展開する株式会社HUG ENTRANCE。
その中でも一番の老舗が武蔵小山にある「ALL DAY HOME」です。「SKIP KIDS」という名前でオープンしてから10年、より多くの親子が気軽に立ち寄れる場所を、と今年2月店名もリニューアルしました。地元の子育て家庭だけでなく、電車で通うファンもいるほど、沿線のファミリーにとってはおなじみのお店になっています。
駅から徒歩3分、商店街を抜けると、アメリカン・カントリー風のウッディな外観デザインのおしゃれな店構えが街の風景に溶け込むように佇んでいます。エントランス前には、ベビーカーや子ども乗せ自転車がおけるスペースが確保されています。
店の中に一歩入ると、そこはどこか懐かしくてやさしい、木のぬくもりの「おうち」。まず目に飛び込んでくるのは、ボールプールやジャングルジム、 キッチンや玩具でいっぱいのカラフルなプレイスペース。そこでは子ども達が主役、のびのびと思いのままに遊べる夢のような天井の高い空間となっています。 奥には、ゆったりとランチやダイニングを楽しめる、カウンターとテーブル席、靴を脱ぎ足を延ばしてくつろげる小上がりの座敷まで…とにかくその広さに圧倒 されます。
「広いプレイルームがあることから、幼児さんとその保護者のお客さんが多いのですが、最近では、赤ちゃん連れのお母さんが増えましたね」
今回お話しを伺ったのは、立ち上げ当初からの創立メンバーで、広報担当の小泉さん。お店を訪れる親子の気持ちに寄り添いながら、地域社会の移り変わりを肌で感じてきました。
「とにかく、できるだけたくさんの親子に来てもらいたい、そして、ママ達を助けたい。その願いをこの店で形にしてきました」
メニュー開発からイベントまでゼロから企画、お客さんのニーズをくみ取りながら新しいことにどんどんチャレンジしている小泉さん。
子どもが泣いたり騒いだりすると、周りの目が気になって、慌ただしく食べ終えて帰る経験は、子育て中の保護者なら誰しも経験したことがあるでしょう。でも、 ここでは、泣いてもこぼしても、大声を出しても、当たり前のようにみんながあたたかく迎えてくれます。「保育士の資格を持つスタッフもおり、子どもの安全はもちろん、成長を一緒に見守っています。ホスピタリティが何よりも大切、この店で培われてきた財産なんです」
ごはんがおいしいのもこの店が人気の理由。アレルギー対応のメニューやキッズきつねうどん、離乳食やミルク用のお湯まで、また、お酒も飲めるので、会社帰 りのパパが合流して、金曜日の夜は家族みんなでくつろいで帰る人も多いとか。また、定期的に開催しているワークショッ プイベントも、毎回すぐに定員に達してしまう人気ぶり。
登録料としてカード作成代の108円を払えば会員に。年会費等は一切かからず、いつでも会員価格で利用することができます。
毎週火曜日は赤ちゃんの日。通常11:00にオープンですが、オープン前の1時間を赤ちゃんに無料開放しています。また22日は双子ちゃんの日。ママヨガも大人気、今後はお誕生会の開催も企画しています。
これらのイベントは、食育、窯焼きピザ作り体験、お昼寝アート、こども英会話、ママネイル…など、武蔵小山店だけでなく、SKIP KIDS、ALL DAY HOME、AROUND TABLE 各店で開催されているので、お近くのお店を要チェック!
スーパーマーケットの帰り道。お母さんの手を引っ張って、「今日もここで遊んでいく!」と立ち寄る親子が多いのだとか。「子どもたちはここが、とっても気持ちの良い楽しい場所だということを誰よりもわかっているんですね」。
ここへ来れば、最新の子育て情報が得られる、出会いがある、つながりを生み出す店づくり。手軽に利用しやすく、フラッとこられる店を目指して…そのためにも、施設の設備の細かな配慮はもちろん、スタッフのホスピタリティが何よりも大事だと小泉さんは言います。「時代とともに環境は変わっていく。変わっていくべきだと思います」
社名であるHUG ENTRANCEという名前には、一日の始まりと終わりに、そっと抱きしめてくれるひと、場所。「おかえり」「ただいま」「いってらっしゃい」…そんな言葉以上の愛が込められているのですね。木のぬくもりを感じて、みんながほっと一息できる場所…今後もそんな「もう一つのおうち」がHUG ENTRANCEの手によって、たくさん展開されていくことでしょう。