苦手な食べ物が好きになるってあるのかな?

以前のコラム「ピーマン、食べれたよ!」から早1年。

ピーマンといえば、苦手な子どもが多い食材のひとつ。

独特の苦みが苦手な子や、“みどり色の野菜”というだけで苦手意識がはたらいて、「ピーマンきらい!」という子もいるでしょう。

 

「苦手な食べ物は?」と聞くと「ピーマン!」と即答するぐらいだった我が家の娘たちも、今では5歳と3歳半になりました。

ピーマンが苦手といいましたが、子どもたちにはほかにも苦手な食べ物があります。だけどほとんど意識することなく、毎日の食事をつくりました。

そうすると苦手なものは最後まで残ります。

私は作った料理を必ず全部食べてもらおうとは思っていません。もちろん食べてほしいのはやまやまですが、今お皿をピカピカにすることより、食事の時間がツライものではなく、楽しい時間であることを一番大切にしたいと思っているからです。

かといって、好きなものだけ食べて、「はい、ごちそうさま!」は違います。それではいつまでも苦手な食べ物は苦手なままです。必ず一口は食べるように促します

 

そんなある日の休日のこと。ホームセンターでピーマンの苗をみつけました。よくみると小さな白い花や、小ぶりのピーマンがついています。

「ほら見て?これ、ピーマンのお花だって。ここに小さい赤ちゃんのピーマンもついてるよ!」と何気なくお話しすると、まさかのおうちで育てたい!との答えが返ってきました。

せっかくなのでミニトマトを植えた横があいていることだし、ダメもとで購入してみることにしました。

 

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立派に育ったミニトマトと大葉(左)。その横にピーマンを植えました(右)。