慌ただしい一日が終わり、子どもの寝顔に『ごめんね・・』ということありませんか?
私はほとんど毎日反省することがあります。
なかでも朝、出勤前に保育園に送っていくまでのとき。
たとえば とある晴れた日のこと。
朝起きて、まず自分の準備をして洗濯機をまわし、朝ごはんの用意をして子どもを起こし、食べるのを手伝って、着替えるのを見届けて・・・
『よし!今日は順調にいってる!!!』と思って家を出たいと思っていた10分前。
『あ!!洗濯物干してなかった・・・!』
そこから慌てて洗濯物を干します。
そんなときに限って子どもが何かこぼしたり、着ていた服をなぜか脱ぎはじめたり・・
そんなとき、
『もう!はやくして!!!』
『なんで○○してるんよ!!!』
『なんでまだ○○してないの?!』
などと、子どもに発する言葉がとてもつよくなります。
『そんな言い方したらダメだ』と思っている自分より、イライラしている自分の方が勝ってしまうのです。
時には本当に時間がなくて、強引に保育園に連れて行ってしまい、一人になってから子どもの泣いた顔が浮かんで反省するのです。
子どもが悪いことをして“叱った”ときは、そんなに後味が悪いものではありません。
だけど自分の感情を上乗せして“怒って”しまったときは、あとでものすごく後悔します。
“あそこまで大きな声で怒らなくてよかったのに”
“あんなこと言わなくてよかったのに”
私は娘たちには悪いことをしたら自分から“ごめんなさい”が言える子になってほしいと思っています。
だから、大人の私が子どもに言うのも、なんとなく恥ずかしいような、ちょっと勇気がいったりするのですが、
自分が怒りすぎてしまったな・・、と思ったときは、そのあとすぐに
『いっぱい怒ってごめんね』と言うようにしています。
だけど、保育園に送って行く前や、寝かしつけの時に怒ってしまったら、最後自分の気持ちが落ち着いたあとも『ごめんね』が言えなくて、すごく消化不良な気持ちになってしまいます。
だからなるべく『ごめんね』を言わなくても、笑顔で『いってらっしゃい』や『おやすみ』と言えるためにはどうしたらよかったのかな、と考えます。
まず、私の場合、イライラする原因は“時間”です。
“時間がない” “時間が迫っている” “時間がなくなってきている”・・など。
だからなるべく時間に余裕を持てるようにすればいいんでしょうね。
答えは出ているのですが、じゃあどうすればいいかというところは、まだ試行錯誤の毎日です。
うまくいくときもあれば、うまくいかなかったな・・という日もやっぱりあります。
最近目標にしているのは、
『自分が出発したいと思っている時間の20分前に準備を終わらせること』です。
“5分前行動”はよく聞きますが、子どもがいるのでそれの20分バージョンです。
朝の20分って貴重ですよね。私も本当ならギリギリまで寝ていたい。^^;
だけど朝から子どもとケンカしたくないので、少しだけがんばって早起きしたり、朝の準備で前日にできることは先にやっておいたりします。
そのほかにも、子どもの朝の着替えに時間がかかったりしませんか?
『これじゃない!』『これはいや!』、しまいには服を着ずにどこかに走っていってしまったり。
私はこれに、怒っていた時期もあったのですが、怒ったところで余計泣いて嫌がらせるだけで、さらに時間がかかっていました。
そこで試してみたことで一番効果があった方法。
『はい、服着替えよ~』と一枚だけ用意するのではなく、適当に2つ選んでおいて
『どっち着る?』と子どもに選ばせるようにすることです。
そうすると『う~ん、、こっち!』と言って、どちらか選んで着ます。(もちろんその手に乗らない日もありますが。笑)
今まで散々、朝の靴下選びなんかにも時間がかかっていたのですが、この方法を導入してからは、我が家の朝のイライラポイントがだいぶ軽減され、時短につながりました。
それでもやっぱり、まだ朝はバタバタするんですけどね。笑
毎日小さな工夫と、少し(?)の忍耐と。
そこにやっぱりイライラはナシにして、笑顔を追加したい・・。
そのためにひとり作戦会議をして、『今日こそは!』の朝が今日もスタートします。