<font>森永乳業×HAPIKU</font><br>手軽に栄養!ママも楽チン!<br>はじめよう チルミルでつよいカラダづくり

離乳食が進んでくると、気になるのが栄養バランスです。大人と同じように朝、昼、夕の3回食になると、栄養が足りているか気になりますよね。
健やかな成長を促してくれる栄養成分について、管理栄養士の多田ゆかり先生にお伺いしました。

管理栄養士 多田ゆかり
医療機器メーカーの営業を経て、老若男女への健康提案、宿泊施設のメニュー開発を担当。妊娠を機に食への関心が一層高まり、保育園での調理や献立作成に携わる。「子どもの味覚を育てる」給食づくりに取り組み、子どもの食の悩みを持つ家庭への出張料理や野菜販売付きの企業向け食育セミナーなど の経験を活かして、食に関する情報発信や記事執筆をメインに活動中。

 

離乳食・幼児食を始めるときに知っておきたい
乳幼児に必要な栄養素

 

幼児期の成長を支える主な栄養素といえば、炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラル類です。
炭水化物はエネルギーとしてお子さんの元気の源となり、主食となるごはんやパン、麺類などに多く含まれています。たんぱく質は、からだをつくる元となり、筋肉や骨の成長に欠かせない栄養素。魚、肉、卵、大豆製品、乳製品に含まれます。そして、ビタミン・ミネラルはからだの調子をととのえ、代謝や吸収を助けてくれます。野菜や果物、海藻などに多く含まれます。
基本的には、これらをバランスよく食べることが大切ですが、成長が著しい幼児期にとって特に意識してほしいと多田先生が挙げたのが、「カルシウム」と「」、そして「葉酸」、「ビタミンB12」、「DHA」です。

 

体重当たりでは幼児は大人の数倍必要
成長に欠かせない「カルシウム」と「鉄」

カルシウムは、骨や歯の材料になり、丈夫なからだづくりには欠かせない栄養素です。
また、運動量も増えると、血液をつくることも大切になるため、鉄分も重要。生まれたときにママからもらった鉄分(貯蔵鉄)は成長に伴い使われていき、6ヵ月ごろから不足しがちになるため、離乳食などで補う必要があります。
「質のいい血液をつくるには、鉄だけでなく、赤血球の形成を助ける葉酸とビタミンB12もとるように心がけてほしいですね」と多田先生。
それ以外にも、脳に含まれるDHAという必須脂肪酸もしっかりとりたい栄養素だそう。DHAは魚にも多く含まれますが、離乳食などでは活用しにくい食材のため、積極的にとらないと不足しやすいのだとか。普段の食事でしっかりとれているか心配な場合は、不足しがちな栄養素を配合しているフォローアップミルクを取り入れるのもよいそうです。

 

機嫌よく、元気に過ごすには
腸内環境をよくすることが大事

乳幼児にとって、機嫌を大きく左右するのが「おなかの具合」だと多田先生は言います。もし、おなかが張っていたり、ゴロゴロしていたりしていても、赤ちゃんは自分で伝えることができませんから、食べムラがあったときに「今日はたまたまなのかな」「味が好みじゃないのかな」と考えてしまいがちです。

おなかの調子をととのえることにも気を配ってあげると、お子さんの機嫌もよくなって元気に過ごせることにつながるのだそう。
そのためには、腸内の環境を良くする善玉菌を多く含む食品も意識してとるよう心がけたほうが良い、とお話いただきました。