ひき肉の冷凍方法
離乳食でもよく使うひき肉は、ハンバーグ型に成型して焼いたものを冷凍します。月齢が低い場合にはゆでてもOKです。ひき肉をそのまま調理すると、小さな子どもにとってはのどの通りが悪く食べづらいようなので、そぼろにする場合でもハンバーグなどに加工したものをつぶしてあげた方が食べやすくなります。
ひき肉は鶏・豚・牛・合挽きなど何でもOK。子どもの喫食状況によって調整してあげましょう。我が家では大人の食事からの取り分けが基本なので、大人のメニューが鶏つくねだったら鶏ひき肉、マーボー豆腐だったら豚ひき肉、といった具合にそのときどきでいろいろな種類の肉が登場します。
つなぎとして玉ねぎやにんじん、ほうれん草などの野菜や卵、パン粉、牛乳などを使ってもいいですね。豆腐や麩もつなぎとして使えます。こちらも子どもの喫食状況によって調整してあげてくださいね。
冷凍ハンバーグの作り方
つなぎに玉ねぎを入れる場合の簡単なレシピを紹介します。
材料
ひき肉(鶏・豚・牛・合挽きなんでもOK)
玉ねぎ(ほかにも、にんじん・ほうれん草などの野菜や、パン粉・豆腐・卵・牛乳・お麩などもつなぎとして使用できます)
冷凍して解凍後、調理の際に味付けをするため、味付けは基本なし(完了期以降は、下味で少量の塩を入れても良いです)
作り方
①つなぎの玉ねぎをみじん切りにし、軽くゆでる。
※低月齢の子ども向けに、食感をよくするため。(高月齢の場合は炒めてもOKです)
②ひき肉につなぎ(今回は玉ねぎ)を加え、硬さを調整しながら混ぜ、成型する。
※玉ねぎをゆでているため、玉ねぎの水分でやわらかく仕上がると思いますが、硬いようなら調整をしてください。
③フライパンに油を薄くひき、焼く。(低月齢の場合はゆでてもOKです)
④焼きあがったら1つずつラップで包み、粗熱を取り冷凍する。
注意点
- つなぎに野菜を使う場合、冷凍して解凍した野菜は使用しないようにしましょう。加工して冷凍するため、二重冷凍になってしまうのを避けるためです。
- 冷凍したハンバーグは1週間以内に使い切るよう心がけましょう。
冷凍ハンバーグのアレンジメニュー
冷凍したハンバーグは解凍後の調理次第でいろいろな料理にアレンジできまよ。
ハンバーグとして
- ケチャップソース
- しょうゆと三温糖で照焼き風に
- みそ味風 など
煮物・スープに
肉そぼろ
- 解凍したハンバーグを細かくほぐし味付けをする。
- 野菜を加え、片栗粉でとろみをつけ、あんかけ風にしてもいいですね。
魚の冷凍方法
魚の冷凍方法も野菜や肉と同様、ゆでたものを一食分ずつ冷凍します。解凍したものを焼いてムニエル風にしたり、ほぐして塩で味をととのえてフレークにしたり、いろいろなアレンジが可能です。
肉も魚も、ひと手間加えて冷凍しておけば、毎日の食事作りの時間を短縮するのに役立ちます。冷凍のための仕込みは少々面倒かもしれませんが、お休みの日や夜ごはんのついでなど、隙間時間に試してみていただけると嬉しいです。
次回は野菜、肉、魚以外の食材(ごはん・パン・ひじき・ホットケーキなど)の冷凍編をお届けします。