<font>HAPIKUサポーターがベジトレに挑戦!</font><br>
家族みんなでおいしく楽しく食べられる!野菜ジュースを使ったベジトレメニュー

子どもを野菜好きにするためのトレーニング=『ベジトレ』。第1回第2回では、子どもの野菜嫌いの原因と対策、ベジトレのポイントやお手軽ベジトレメニューについて料理研究家の浜田陽子先生にお話を伺いました。
第3回目となる今回は、HAPIKUサポーター・料理部の荻原幸子さんに野菜ジュースを使ったベジトレに挑戦していただきました!

野菜ジュース+寒天でお手軽デザート!赤ちゃんのお通じ改善にも◎

最後に、一時お通じに苦労した長女のためによく作っていた「野菜ジュース寒天」です。
野菜ジュースに寒天を加えて固めるだけの単純なものですが、ほんのりと甘く食感が楽しいこのデザートは、赤ちゃん時代の長女のお腹の優しい味方でした。

 

材料

vegetore003_img16

 

お好みの野菜ジュース 200ml
200ml
粉寒天  4g

作り方

vegetore003_img17 ① 鍋に水を入れ、粉寒天を加えて火にかけ、1~2分沸騰させます。
② 野菜ジュースを加え、火を止めます。
③ バットや保存容器に流し入れ、固まったら食べやすく切り分けて出来上がりです。

白いのは牛乳寒天です。右のカップはパイン缶詰のシロップをかけてあります。

 

vegetore003_img18

離乳食後期以降はこのまま食べさせても味は十分かと思いますが、水で薄めた分、甘みもほんのりなので、物足りない幼児期以降のお子さんには、フルーツポンチに入れたりアイスクリームにトッピングしたりすると喜ばれると思います。抜き型で抜いてあげると見た目も可愛いですね。
※寒天は9ヵ月頃から使えますが、ゼラチンを使ったゼリーよりも歯ごたえがあるので、小さく切ってあげるか、作る時の水分量を多くして柔らかめに作ってあげてください。

 

100koto-parts_01

 

野菜が苦手なお子さんには、それぞれに苦手な理由があると思います。味だったり、匂いだったり、見た目だったり…。細かく切ったりペースト状にして混ぜ込んで食べさせても、それは野菜嫌いを克服したことにはならないかもしれないし、入っていることに気づいたら、かえって警戒させちゃうかもしれません。労力もなかなかのものです。

 

でも野菜ジュースは1パックにいろいろな種類の野菜や果物が入っているので、摂ってくれたら野菜を食べさせたい親もちょっと安心できるし、もちろん子どもの身体にも良いですよね。

 

「今日のごはん、野菜ジュースが入ってるって知ってた?」「実は今、食べられたんだよ!」「知らないうちに食べられるようになっちゃったね!」

 

そんな風に喜び合って、自信につなげて、少しずつチャレンジする気持ちが育っていったら…
お互いに、とっても嬉しいことなんじゃないかなあと思います。

 

以上、4つをご紹介しました。どれか1つでも「やってみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

HAPIKUサポーター/荻原 幸子(オギワラ サチコ)

気分で食欲にムラのある4歳、離乳食期から少食な6歳の姉妹を育てている主婦です。
娘たちに食事の時間を楽しんでほしい、食べることを好きになってほしいと思い、ちょっと可愛らしさもありつつ、食べやすいごはん作りを目指しています。
調理師・幼児食インストラクター・食育アドバイザーの資格を活かして、日々のごはん作りを頑張るママやパパの手助けが少しでも出来たらと思っています。