<font>脳科学の権威・久保田競先生に聞く</font><br>
食事をしながら脳を活性化!COCO育スプーン・フォークのもたらす効果とは?

Marche(いいもの市場)で紹介したCOCO育スプーン&COCO育フォーク。米国政府公認ドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)監修のもと、「食育×脳育」をコンセプトに開発されたことは、先の記事でもご紹介した通りですが、この度、脳科学の権威である久保田競先生から“おすみつき”をいただいたというのです。一体、COCO育スプーン&COCO育フォークのどこがそんなにすごいのでしょう?今回、久保田先生にお話をお伺いすることができました。

COCO育スプーン・フォークは、正しい持ち方を身に付けることができる「食育」の側面がある一方、脳の活性化を促す「脳育」効果も期待できるそうです。手と脳の関係とCOCO育スプーン・フォークの有効性について、脳科学の権威・久保田競先生にお話しいただきました。

 

手は重要な『感覚受容器官』。手からの刺激が脳を活性化させる!

collaboration005_img02普段わたしたちが何気なく使っている「手」は、単なる運動機能を有するだけの器官ではなく、人間の五感の一つである「触覚」をつかさどるとても重要な『感覚受容器官』です。手を動かしたり、手で触れて感覚を得るとき、脳は必ず働いています。このことから「手は外部の脳」といわれ、「手からの刺激が脳を活性化させる」ということは、現在では広く知られるようになっています。
特に「指先」は最も弱い刺激で感覚を受容する場所であり、中指、人差し指、親指、薬指、小指の順で感覚を受容しやすくなっています。幼児の正常な発達には、この触覚刺激が重要であり、成長の過程で適正な感覚が与えられないと、正常な機能の発達が阻害されることがあります。

 

幼児期に指先をしっかり使うことが重要な理由とは?

さらに重要になるのが、『感覚受容』には臨界期(りんかいき)があるということ。指先からの感覚が脳へ刺激を与えるのには特定の期間があるのです。
その期間は、おおよそ「小学校に上がるまで」。この期間に、感覚刺激を受容する「指先」をしっかりと使って「脳へ刺激を与えて活性化させる」ことが大切であり、その点、COCO育スプーン・COCO育フォークは食事をしながら脳を活性化させることができる非常に有意義なものであるといえます。最大限の効果を得るためには、5歳よりも4歳、4歳よりも3歳、3歳よりも2歳、一人で食べ始めるようになった頃から使用することをお勧めします。
この「指先を使う」ということは、継続して繰り返すことで効果が高まります。「手」を使うということは、いっぽん一本の指をしっかりと使うということ、「脳」を働かせるということに繋がっています。