乗り物酔いの対処方法

「気滞」にいい食べ物

気が滞っている状態のため、気を巡らせてあげる食材をとることが必要となります。代表的な食べ物は柑橘類です。これは、香りだけでも気を巡らす効果があると言われており、アロマオイルなどでも利用されています。その他、どんな料理がよいかみていきましょう。

 

ピーマンのおかか和え

ピーマンには気を巡らせる働きが、おかかには気を補う働きがあります。

 

玉ねぎ味噌

玉ねぎには、気を巡らせる働きがあるだけでなく、オリゴ糖もたくさん含まれており排便効果もあります。厚手の鍋に玉ねぎを細めのくし切りにしたもの、水少々、味噌、みりん、を入れて煮ていきます。おかず味噌のように、ご飯のお供になりますよ。

 

このように、身体の中の水分と、気の巡りをよくすることが、乗り物酔いの対策になります。旅行の2日前くらいから意識して、摂るようにしてみるといいでしょう。

 

乗り物酔いを和らげる昔ながらの知恵

乗り物酔いには、こんな昔ながらの知恵があります。

 

りんごを車中に置いておく 前日から、車にりんごを1つ置いておくと、車酔いしづらいと言われています。
おへそにばんそうこうを貼る おへそは気の出入り口ともいわれています。おへそが隠れるようにばんそうこうを貼ることで、気滞によいとされています。
梅干しやゴマ塩を取り入れる 胃のむかつき、吐き気によいとされる梅干しやゴマ塩を、お弁当やおにぎりなどに。
手首のツボを軽く押さえる 手首(手のひら側)のしわからひじに向かって指三本分のところにある内関(ないかん)といわれるツボがよいとされています。

そのほか、旅行の前日は睡眠をよくとる、甘いジュースなどを控える、消化の負担にならないように食べ過ぎないようにする、揚げ物を控えるなどもよく言われています。お子様の状況をみながら、取り入れやすい方法を試してみてくださいね。