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子どもに緑茶を飲ませても大丈夫?

カフェインが入っているので子どもには飲ませない方がいいと聞く一方、緑茶のカテキンは抗菌や抗毒、抗ウイルス作用があって子どもの病気にも効果があるということも聞いたことがあります。
カフェイン少なめの子ども用の緑茶はありますが、大人と同じ普通の緑茶はいつ頃から飲ませていいのでしょうか?
(1歳完了期・女児)

A

手洗いうがい、食事をバランスよく食べる、十分な睡眠をとることが、一番の抗ウイルス作用になります

1歳をすぎると食べられるものの種類が増えてきますが、その中には、いつから?どれぐらいの量?と悩むものも多いでしょう。
ご相談の緑茶ですが、いつ頃から、という明確な時期はなく、飲みすぎなければ離乳食が完了したころからや、2歳ごろから与えることが多いでしょう。しかし、欲しがるようすもなければ、特にこちらから勧めて飲ませるものでもないように思います。
基本的に水分補給は、水や麦茶などが好ましく、選べるようであればそちらを選ぶとよいでしょう。また、緑茶には独特の風味があり、小さいうちは少し苦手に感じるお子さんも多いです。
好んで飲むようであれば小さいうちは基本は薄めて与えてあげる方が良いでしょう。

 

抗ウイルス作用などと聞くと、親としてはぜひ子どもに取り入れたいと思ってしまいますが、普段の手洗いうがい、食事をバランスよく食べる、十分な睡眠をとることが、一番の抗ウイルス作用になります。
今回の相談は、緑茶のカフェインについてでしたが、子どもの健やかな成長のために気を付けたいもの…と考えると、ほかにも色々と浮かんできてしまう事かと思います。
あれこれ悩んだときはシンプルに、「摂りすぎ、摂らなさすぎないこと」これが一番です。

 

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