保育園の行事食は、子どもたちの喜ぶ顔が見たくていつも気合いが入ります。
とはいえ、子どもたちが食事をする時間は普段と変わらないので、いつもの調理時間内で、いかに子どもたちを楽しませる工夫ができるかは、調理師の腕の見せどころなのです。
献立を考えるときのポイントは、“全部をがんばらず、ターゲットを絞ること”。今回のひな祭り献立はちらし寿司をメインに、その他は比較的簡単に作れるものにしています。こうすることで、ちらし寿司を楽しみながらデコレーションする余裕を作ります。
家庭での献立づくりにも参考にしてみてくださいね。
子どもと一緒に飾り付けて♪ ちらし寿司
シンプルな照り焼き 鶏肉の照り焼き
- 調味料2つのシンプルな照り焼きです。
照り焼きはタレが焦げやすいので、中火~弱火で焼くのがポイント。オーブンを使う場合は200℃で20分を目安に。
お肉の厚みによっても焼き具合が変わりますので、焦げないように様子を見ながら焼きましょう。
かぼちゃの甘みを一番引き出す 蒸しかぼちゃ
- ゆっくり火を通す蒸しかぼちゃが一番かぼちゃの甘みを引き出してくれます。
たくさん作ってポタージュにしたり、マヨネーズを加えてサラダにしてもいいですね!
野菜で彩りあるお吸い物 豆腐のすまし汁
- 豆腐は絹豆腐の方が口当たりがよく、汁物にも使われることが多いのですが、今回はカルシウムをより多く含む木綿豆腐を使ったすまし汁です。
いちごのやさしい桃色 さくらもち(関東風)
- 食紅を使わず、いちごのやさしい色で色付けしたさくらもちです。
しっとりとやわらかい生地なので、焼くときはあまり大きく広げずに10cm程度の大きさがフライ返しで返しやすいですよ。