<font>まとめて作って便利!</font><br>野菜の冷凍編

はじめまして! 栄養士の土橋(つちはし)まゆ美です。

 

私はカフェ勤務を経て、保育園給食の仕事に携わって現在9年になります。

現在1歳6カ月の男の子の育児真っ最中!のワーキングママでもあります。

 

昨年夏から職場復帰し、まさに仕事と育児の両立、ワークライフバランスに日々奮闘しています。食にかかわる仕事をしている以上、家族みんなの「食事を通じた健康管理」も私の大切な仕事のひとつだと思い、いろいろな工夫を凝らし、知恵を絞っている毎日です。極力、市販品や外食は利用せず、毎日家族のごはんを作っています(もちろん、どうしようもない時には利用することもありますが…!)

 

 

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食材の冷凍アレンジを始めたきっかけは、長男の離乳食でした。

子どもに手作りの食事を作ってあげたいけど、最初から作るのには時間がない、大変…

大人の食事の取り分けでは、食べられるものが少ない…でも、なるべくたくさんの食材を食べさせたい…等の理由から、離乳食開始当初から、その時期に合わせ、食材・形態を変えながら、食材の冷凍対応をしてきました。

これからご紹介する私の「食材冷凍を活かした子どもの食事」はあくまで個人的な対応ですが、少しでも見てくださる皆様にご活用・アレンジ頂けたらと思います。

 

第一回は野菜の冷凍方法です。

野菜の冷凍方法

方法:茹でて水気をきったものを、ラップに包み、種類ごとにジップロックに入れる

冷凍期間:1週間以内

 

にんじん・たまねぎ にんじん…いちょう切り
たまねぎ…子どもが食べやすい大きさ
一緒に茹でて水気をきり、1食分ずつラップで包む
だいこん いちょう切りや角切りにし、茹でて水気をきり、1食分ずつラップで包む
じゃがいも 角切りにし、茹でて水気をきり、1食分ずつラップで包む
さつまいも 角切りにし、茹でて水気をきり、1食分ずつラップで包む
キャベツまたは白菜 茹でて水気を絞り、熱湯消毒したまな板・包丁で、子どもが食べやすい大きさに切り、1食分ずつラップで包む
ほうれん草または小松菜 茹でて水気を絞り、熱湯消毒したまな板・包丁で、子どもが食べやすい大きさに切り、1食分ずつラップで包む

ポイントは、例えばにんじん。あまりうすいと、つかみづらいので、2~3㎜がよいかと思います。また、茹でぐあいですが、月齢に合わせた固さに茹でてくださいね。

ほうれん草などの葉物野菜は、茹でやすい大きさで茹で、茹で上がってから食べやすい大きさに切るとよいでしょう。

 

にんじんの例

子どもが手づかみしやすい薄さ・大きさで
にんじんとたまねぎは一緒に茹でてしまいます
にんじんとたまねぎをラップで包んだところ

 

葉物野菜の例

葉物は茹でやすい大きさで
茹であがったら食べやすい大きさに切る
ほうれん草をラップでつつんだところ

 

じゃがいも・さつまいも

じゃがいもやさつまいもも、冷凍で使えるんです

私の場合は、土日の子どものお昼寝中に、夕ご飯のついでに、など、隙間時間を駆使してまとめて茹で、ラップで小分けし、冷凍してしまうことが多いですね。

 

我が家の冷凍庫はこんな感じです(一週間分)

 

 

 

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毎週の冷凍食材の仕込みや、毎日の調理、大変だと感じることもありますが、なにより、好き嫌いなく育ち、毎日、笑顔で完食してくれる可愛い我が子のために、日々、コツコツ頑張っています。もちろん、ご家庭の状況によって、食材を冷凍して作るのが大変な場合もあると思います。市販品を上手く活用するのも良いことだと思います。

 

次回は、これらの冷凍野菜のアレンジレシピを紹介します。