季節を味わうジュースで考えること

今回のようにジュースを作りながら思います。お菓子を作るときもそうですが、作るときに「こんなに?!入れすぎじゃ?!」と思うくらいお砂糖をたくさん入れることが多いです。今回は子どもが気付かないうちに作ってしまいましたが、今度作るときは、材料を見せて一緒に作るといいなと思っています。このしそジュースはできあがりを2倍~3倍くらいに薄めて飲みますが、それでもジュースにはこんなにたくさんのお砂糖が使われているんだよ、というお話しのとりかかりになります。ペットボトルで子どもがよく飲みたがる、あのジュースにも、ゾッとする量のお砂糖が使われていたりします。

子どもに教えてあげようと調べてみたら、大人も一緒に驚くことも、きっとたくさんあると思います。

 

それに、赤しその葉っぱに含まれるシソニンと言われるアントシアニン系の色素は、最後に酢(またはクエン酸)を加えると、きれいな赤色に発色します。これも実験みたいで子どもに見せてあげると喜びます。

お酢を加えると独特の酸味があります。個人的にはその酸味もさっぱりとして好きですが、子どもと作るときは食品用のクエン酸を使うと、できあがりに酸味がほとんどなく、加えたときの発色もきれいで分かりやすくおすすめです。

 

また、しそはβ―カロテンを筆頭に、鉄やカルシウムなど栄養価に優れています

天然の赤色を煮だしたしその葉は、捨てずに塩でもんでから干してすりつぶせば「ゆかり」になります。

今年の赤しその出回る時期は少し過ぎてしまったので、来年は子どもと一緒にしそジュースからゆかり作り、そして最後はゆかりごはんを食べるところまでをやってみたいなと思います。