ママのごはんと保育園のごはん、<br>どっちが美味しい?

保育園の給食は残さず食べてくるのに、おうちのごはんをあんまり食べてくれないとき、「もしかして私のつくった料理が美味しくないからなのかも・・」と思うことありませんか?

子どもがごはんをパクパク食べない原因は色々あります。その日の体調、見た目や味、食感、好き嫌い、それにやっぱり、お腹がすいているかどうかということも大きな要因です。

保育園でも、朝ごはんの時間が早い子どもと、ゆっくりな子ども、元気に外でたくさん活動した日と、室内で静かに過ごした日では、給食をもりもり食べる量やスピードに違いが出るものです。

要は、味だけではない。そんなことも分かっていながら、実際子どもがパクパクとリズムよく食べない日に、『美味しい?』と聞くのは、ちょっとドキドキする私。だから美味しそうに食べているときにだけ『今日のごはん、美味しい?』と聞いてみたり。

 

yururi004_01そんなある日、急にうちのパパさんが『ママのごはんと保育園のごはん、どっちが美味しい?』と子どもに聞きました。できればしてほしくなかったその質問・・・。

 

3歳の長女の答えは、『う~ん、ほいくちょ(保育所)!!!』

 

ママ、『チーン。。。(失笑)』

 

そんなママのようすを察したのかどうか、最後に

『ママのごはん、美味しいよっ!』と、慰めの言葉をいただきました・・。

と、こんな感じでもしも私が体験したような、ちょっと悲しい場面に遭遇してしまったとしても、そんなに落ち込まないでくださいね。子どもの言うことも日々変わります。

 

それに以前のコラムでも書きましたが、保育園の給食は、子どもに応じて工夫を凝らしながら調理する調理員さん、子どものようすを見ながら上手に言葉がけをする保育士さん、何より隣でもりもり食べているお友達がいるのです。

 

例えば家庭でも、だれかお友だちと一緒にごはんを食べることになったときに、刺激を受けて、いつもは苦手で食べない野菜も食べはじめたり、普段は動き回って なかなか椅子に座っていない子も集中してごはんを食べたり・・なんて経験はありませんか?(その逆もあったりしますが・・。)

保育園は常に周りのお友達から刺激を受けられる場所です。

そんな環境の元、食べる給食は、より美味しく感じるものです。

 

それに、保育園の給食を残さず食べるのは、やっぱり子どもたちも小さいなりに“保育園”という社会で、多少なりとも頑張っているということもあるのだと思います。だからおうちでは少しわがままに、甘えたくなる部分もあるのかな、と。

 

でもやっぱり、パクパクもりもり食べてくれたり、『ママのごはんが一番おいしい!』なんて言ってもらえたりしたら、苦手な料理もつい頑張っちゃいますよね!

 

HAPIKUのサイト内でも、実際に給食を食べた子どもたちから人気のあったメニューレシピなども紹介しています。

 

もちろん子どもにもそれぞれ好みがあるので、すべての子どもから愛されるメニューというのもなかなか難しいのですが、色々と試してみて、子どもの『美味しい!』の笑顔を見たいものですね。