から揚げのはなし

今日の夕飯は鶏のから揚げにしよう。冷凍保存しておいた鶏肉をみると、「もも肉」と「むね肉」が1パックずつ。

「むね肉」はぱさぱさしているから、ジューシーな「もも肉」がいいとパパさんは言います。

しかしから揚げは人気メニューなので、1パックでは家族4人分には足りない。

ということで今回、もも肉は通常通りに切って。むね肉の方はそぎ切り(ななめに繊維を断つように1cmの厚み程度にスライス)し、それからそれぞれを調味液(しょうゆ・みりん・酒・にんにく・しょうが)に漬け込み、粉をまぶして揚げてみました。

 

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右が鶏むね肉、左が鶏もも肉

結局2種類のから揚げが出来上がりました。

するとなんと、ぱさぱさすると敬遠されていた「むね肉」のから揚げの方をパクパク食べる子どもたち。逆に「もも肉」の方が食べづらそう。

 

鶏むね肉と鶏もも肉は、カロリーを比較しても、ほとんど差はありません。たんぱく質に関しては、むね肉の方が多く含まれています。

なによりむね肉ともも肉の大きな違い・・・

それは100gあたりの値段。^^;

むね肉はもも肉の半額以下の値段で売られていたりしますよね。

そうとなれば、我が家のから揚げ、今後はむね肉でいいじゃない♪となりました。

 

がしかし、帰宅後、2種類のから揚げを食べたパパさんが一言。

「むね肉、ぱさぱさやから、やっぱりもも肉やね。」

・・・。

 

子ども(お父さんも含む)の食べやすさを観察して、少しでも食べる人に合わせた食形態にしたいものですね。

今回は食材の部位の違いでしたが、食材は切り方の違いでも、子どもの食の進み具合が変わったりします。

とりあえず、我が家は次回からもから揚げは「むね肉」と「もも肉」の2種類となりそうです。